横河ディジタルコンピュータ,アットマークテクノ製のARMボードを同梱したWindows Embedded CE 6.0の開発キットを発売
 横河ディジタルコンピュータは,Windows Embedded CE 6.0の開発キット「WA010-ANC00-60」を発売する.本開発キットには,アットマークテクノ製のARM9プロセッサ搭載ボード「Armadillo-9ケースモデル」や本ボード用のドライバ・ソフトウェア,Windows Embedded CE 6.0評価版,1カ月の技術サポートが含まれる.

 Armadillo-9は,ARM9プロセッサとして米国Cirrus Logic社の「EP9315」を搭載する.本プロセッサのCPUコアはARM920T,動作クロック周波数は200MHz.また,64MバイトのSDRAMと8Mバイトのフラッシュ・メモリを内蔵する.さらに,USB 2.0(フル・スピード・モード)やCompactFlash,IDE(integrated device electronics;米国Western Digital社が策定した,パソコンとハード・ディスク装置をつなぐインターフェースの規格),10BASE-T/100BASE-TX(10Mbps/100MbpsのEthernet),RS-232-C(2チャネル),VGA出力などのインターフェースを備えている.また,拡張バスは,計測・制御システム向けのPC/104規格に対応している.基板の外形寸法は90.2cm×95.9mm.電源電圧は5V±5%.

 本開発キットは,2007年1月から出荷を開始する予定.

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