VIA Technologiesがx86互換プロセッサを発売,二酸化炭素の排出量は広葉樹4本分相当
 台湾のVIA Technologies社は,x86互換プロセッサ「C7-D」を発売した.本プロセッサに同社が考案した環境負荷ベンチマーク「TreeMark」を適用したところ,広葉樹4本分に相当する二酸化炭素を排出するという結果になった.TreeMarkは,プロセッサの消費電力から二酸化炭素の排出量(火力発電相当)を推定し,それを相殺するために必要な広葉樹の本数をスコアとして評価するベンチマーク・テストである.

 本プロセッサは,CPUコアとして同社のEstherコアを採用している.1.5GHz動作品と1.8GHz動作品の2品種を用意する.消費電力は最大20W.パイプラインの段数は16.StepAheadと呼ぶ分岐予測機能を備えている.

■連絡先
VIA Technologies社
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