ソーバル,ネットワーク経由で保守できるUHF帯RFIDリーダ/ライタを発売
 ソーバルは,UHF(ultra high frequency)帯を利用するRFID(radio frequency identification)リーダ/ライタ・ユニット「URW950-H」を発売する.同社の円偏波アンテナ「UAT950-HC」,または直線偏波アンテナ「UAT950-HL」と組み合わせて利用する.

 同ユニットには,システム・インテグレーションを支援する開発ツールが含まれている.ネットワークを通じて,機能のアップグレードや不ぐあいの修正などの保守が行える.そのほか,チャネル固定機能や,複数のチャネルを束ねて4倍速(最高160kbps)で通信できる機能などを搭載している.使用しているプロトコルは,EPC Global Class1 Generation2に準拠している.これは,2004年末に標準化団体であるEPCグローバルによって承認されたRFID用の規格である.

 2006年10月末から出荷を開始する.実証実験用のキットも同時に発売する.

■価格
オープン価格

■連絡先
ソーバル株式会社 ビジネスソリューション部
TEL:03-5482-1185
E-mail:rfid@sobal.co.jp

(c)2006 CQ出版