オープン・ソースのDOS「FreeDOS 1.0」がリリース
オープン・ソース・ソフトウェアのOS「FreeDOS 1.0」が,2006年9月3日にFreeDOS Projectからリリースされた.CD-ROMイメージが同プロジェクトのWebサイトからダウンロードできる.ブート・フロッピ・イメージも用意されているが,これはまだ完成版ではない.
FreeDOSは,米国Microsoft社のシングル・タスクOSである「MS-DOS」との100%互換をめざして,1994年から開発が進められているフリーのOSである.FreeDOS 1.0では,COMMAND.COMなどがロング・ファイル・ネームに対応した.また,カーネルを含むアプリケーションのほとんどがFAT32に対応している.そのほか,HIMEMとEMM386の安定性向上,CD-ROMドライバの追加などが行われている.
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