ミツミ電機,D-Aコンバータのサンプリング・ノイズを除去するフィルタを備えるビデオ・スイッチICを発売
 ミツミ電機は,I2Cインターフェース(I2C-bus)で制御するビデオ・スイッチIC「MM3151」を発売する.広帯域コンポーネント信号(D3,D4)の通過時にD-Aコンバータで発生するサンプリング・ノイズを除去するためのローパス・フィルタを内蔵する.液晶ディスプレイやプラズマ・ディスプレイ,背面投射型ディスプレイなどを搭載したテレビ機器への応用を想定している.

 コンポーネント信号は3入力,S映像信号は4入力,コンポジット信号は6入力の切り替えが可能.ローパス・フィルタのカットオフ周波数は,6.75MHz,13.75MHz,27MHzの中から選択できる.D端子やS端子を判別する回路を3系統内蔵している.

 電源電圧は9Vと5Vに対応.電源電圧が9Vのときの消費電流は標準で50mA,5Vのときは100mA.2006年6月から量産出荷を開始する.

■価格
300円(サンプル価格)

■連絡先
ミツミ電機株式会社
TEL:046-230-3470

(c)2006 CQ出版