Actis Design,SystemC 2.1とTLMライブラリに対応したSystemCルール・チェッカを発売
 米国Actis Design社は,SystemC 2.1とTLM(transaction level modeling)ライブラリに対応したSystemCルール・チェッカ「AccurateC 2.4.1」を発売した.1,000以上のC++文法チェック・ルールと約200のSystemCのチェック・ルールを用意している.

 従来のバージョンでは,事前にC++コンパイラによるコンパイル・チェックを行う必要があった.今回のバージョンではこの作業が不要になる.また,従来,C++コンパイラのコンパイル・チェックにおいて,SystemCのシステム・ファイルをエラー箇所として指し示していた不ぐあいに対して,今回のツールではSystemCのソース・コード上のエラー箇所を検出できるようになった.

 本ルール・チェッカは,文法チェックや接続チェックのほか,SystemCコーディング・スタイル,アンタイムド・ファンクション(untimed function),TLM,米国Forte Design Systems社のビヘイビア合成記述などをチェックす驍スめのルールを備えている.オプションの「AccurateC Rule Generator」を利用すると,ユーザ定義のルールを追加できる.ユーザ定義のルールは,C++および専用のAPI(application programming interface)関数を利用して記述する.

 対応するOSは,SolarisとLinux.

■価格
121万円から

■連絡先
株式会社プライムゲート
TEL:03-5642-3556
E-mail:sales@primegate.co.jp

(c)2005 CQ出版