Fairchild,外形寸法が2.5mm×3.0mm×0.8mmと小さい4ビット/5ビットのI/Oレベル変換ICを発売
 米国Fairchild Semiconductor社は,外形寸法が2.5mm×3.0mm×0.8mmと小さいI/Oレベル変換IC「FXL4T245BQX」,「FXL5T244BQX」を発売した.パッケージは,いずれも14ピンDQFN(depopulated very-thin quad flatpack no-lead).携帯電話やノート型パソコンなどの携帯機器における需要を見込んでいる.

 FXL4T245BQXは,4ビットの信号を2電源双方向で変換できる.FXL5T244BQXは,5ビットの信号を単一方向で変換する.両ICともに,1.1〜3.6Vの間で入力側と出力側のI/Oレベルを変換する.FXL4T245BQXの場合,バスAとバスBの双方向でI/Oレベルを変換でき,バスの入出力は専用ピンの“H”(入力がバスA,出力がバスB),“L”(入力がバスB,出力がバスA)で制御する.出力電流は最大24mA,待機時の消費電流は最大20μA.

 すでに量産出荷を開始している.

■価格
0.35ドル(1万個購入時の単価)

■連絡先
フェアチャイルドセミコンダクタージャパン(株)
TEL:03-5275-8380

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