エルピーダメモリ,自己リフレッシュ電流を1mAに抑えた256MビットSRAMを発売
 エルピーダメモリは,ディジタル・ビデオ・カメラなどのディジタル民生機器向け256MビットSDRAM「EDS2532シリーズ」,「EDS2732シリーズ」を発売した.各シリーズともに,自己リフレッシュ電流が3mAの標準品と,1mAの低消費電力品を用意する.

 両シリーズとも4バンク構成である.ただし,EDS2532シリーズでは1バンクの構成が,行アドレス4K(4,096)ビット×列アドレス512ビット×バス幅32ビット.EDS2732シリーズでは,行アドレス8K(8,192)ビット×列アドレス256ビット×バス幅32ビット.動作周波数が133MHz,CASレイテンシが3のときの消費電流は,EDS2532シリーズが125mA,EDS2732シリーズが105mAである.

 EDS2532シリーズは「EDS2532AA」と「EDS2532CA」,EDS2732シリーズは「EDS2732AA」と「EDS2732CA」のそれぞれ2品種ずつを用意する.EDS2532AAとEDS2732AAの電源電圧は3.3V±0.3V,動作周波数は最大166MHz.EDS2532CAとEDS2732CAの電源電圧は2.5V±0.2V,動作周波数は最大133MHz.

 いずれの製品も外径寸法が13.0mm×8.0mm×1.1mm.パッケージは90ピンFBGA.

 すでにサンプル出荷を開始している.量産出荷は2003年9月から開始する予定.

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エルピーダメモリ株式会社
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