東芝,1Mバイトのフラッシュ・メモリを内蔵した32ビットRISCプロセッサを発売
 東芝は,1Mバイトのフラッシュ・メモリを内蔵した32ビットRISCプロセッサ「TMP1962」を発売する.小型・軽量化が求められる携帯情報機器への応用をねらっている.

 32ビットMIPSプロセッサ・コア「TX19」を搭載する.また,40KバイトのRAMを内蔵する.フラッシュ・メモリの替わりにマスクROMを組み込むことも可能.

 タイマを17チャネル,A-Dコンバータを24チャネル,シリアル・インターフェースを7チャネル搭載する.パッケージは281ピンのBGA(13mm×13mm×1.4mm).2003年12月にフラッシュ・メモリ内蔵版(型番は「TMP1962F10AXB」)のサンプル出荷を開始する.マスクROM版(型番は「TMP1962C10BXB」)のサンプル出荷の開始時期は2004年2月.

■価格
3,500円(TMP1962F10AXBのサンプル価格)
1,500円(TMP1962C10BXBのサンプル価格)

■連絡先
株式会社東芝
TEL:03-3457-3459

(c)2003 CQ出版