IDT,NPFが策定したLA-1インターフェースを備えるパケット・ヘッダ検索用CAMを発売
 米国IDT(Integrated Device Technology)社は,LA-1(look-aside interface phase-1)インターフェースを備えるパケット・ヘッダ検索用CAM(content addressable memory)「75K62134」を発売した.LA-1インターフェースは,ネットワーク機器のCPUの負荷を軽減するために,NPF(Network Processing Forum)が策定した規格である.

 メモリ構成は256K×36ビット,動作周波数は250MHz.本CAMは米国Intel社との協業によって開発されたもので,同社のネットワーク・プロセッサである「IXP2400」や「IXP2800」と組み合わせて利用できる.また,データ・サイクル精度のアーキテクチャ・モデルを含むソフトウェア開発ツールやリファレンス・ボードなども用意している.

 パッケージは525ピンBGA.サンプル出荷はすでに開始している.2003年第1四半期中に量産出荷を開始する予定.

■価格
225ドル(量産時の価格)

■連絡先
日本IDT株式会社
TEL:03-3221-6726

(c)2003 CQ出版