シャープと半導体エネルギー研究所,液晶ディスプレイのガラス基板上にZ80マイクロコントローラを形成
 シャープと半導体エネルギー研究所は,液晶ディスプレイのガラス基板上に回路を形成することに成功した.両社が共同開発したCGS(連続粒界結晶シリコン)半導体を利用して回路を構成した.試作品では,Z80マイクロコントローラの回路を形成している.本技術を適用した製品の出荷開始時期は未定.

 この技術を応用すれば,例えば,液晶ディスプレイと同一のガラス基板上にMPEG-4 CODECやメモリ,液晶ドライバなどを形成することができる.このため,実装面積や外付け部品を大幅に削減できるという.

 両社は,1998年1月にガラス基板上に回路を形成するCGS技術を共同発表している.

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シャープ株式会社
TEL:03-3260-1870

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