三菱電機,出力が140mWの書き換え可能型DVD向け赤色半導体レーザを発売
 三菱電機は,出力が140mW(パルス波)の書き換え可能型DVD向け赤色半導体レーザ「ML1xx20シリーズ」を発売する.書き込み速度が8倍速のDVD-R,DVD-RW,DVD+R,DVD+RWに対応している.また,DVD-RAMの記録・再生にも利用できる.

 本レーザでは,リンク現象(光の折れ曲がり)を解消した.また,新たに半導体レーザの劣化を防止する技術を開発した.

 中心波長は658nm.平行方向のレーザ光の広がり角度は9度,垂直方向は18度である.発振しきい値電流は50mW.また,光出力が140mWのときの動作電流は185mA,光出力が50mWのときは100mA.動作温度範囲は-10℃〜75℃.

 サンプル出荷の開始時期は2002年12月,量産出荷の開始時期は2003年6月.

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三菱電機株式会社
TEL:03-3218-9450

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