横河電機,1Gワードのメモリを搭載したデータ・レコーダ付きディジタル・オシロスコープを発売
横河電機は,1Gワードのメモリを搭載したデータ・レコーダ付きディジタル・オシロスコープ「DL750 ScopeCorder」を発売する.専用のデータ処理用LSI(ASIC)を開発した.これにより,大量のデータを高速に処理したり,波形を瞬時に表示できるようになったという.
DC〜3MHzの信号を取り込める.アナログ電圧値のDC測定誤差は±0.5%.外形寸法は355mm×255mm×180mm.Ethernetインターフェースを利用するWebサーバ機能を搭載している.遠隔地から,本ディジタル・オシロスコープのデータをモニタしたり管理することができる.
オプションとして,2種類の絶縁入力型モジュールと1種類の電圧入力型モジュールを用意する.絶縁入力型モジュールの仕様は,一方が10Mサンプル/s,分解能12ビット,もう一方が1Mサンプル/s,分解能16ビットである.電圧入力型モジュールは主に温度センサ向けで,対応する周波数は100Hzまで.
2002年5月13日から出荷を開始する.
■価格
648,000円(2.5Mワード/チャネルのメモリを内蔵した機種)
100,000円から(入力モジュール)
■連絡先
横河電機株式会社
TEL:0120-137-046
(c)2002 CQ出版