ARM,Javaコードの実行回路を内蔵するARM10EファミリのCPUコアを発売
英国ARM社は,ARM10EファミリのCPUコアである「ARM1026EJ-S」を発表した.Javaコードを高速処理するための専用回路を内蔵している(Jazelle技術).まずは論理合成可能なソフト・マクロとして出荷され,要望によりハード・マクロの出荷にも対応する.ライセンス供与はすでに開始されている.
ARM1026EJ-Sは0.13μmルールのCMOSプロセスで製造する.動作周波数は325MHz以上.処理性能は400 Dhrystone MIPS.ARMアーキテクチャv5TEJ命令セットを実装しており,ARM拡張アーキテクチャ,Thumbアーキテクチャ,DSPを搭載している.オプションとして,VFP10浮動小数点コプロセッサ,ETM技術(プロセッサの動作をリアルタイムにトレースする技術)に対応する.
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