日立製作所,最大200万ゲートの回路を実現できる試作用FPGAボードを発売
日立製作所は,試作用FPGAボード「LogicBench HF16K」と「LogicBench HF24K」を発売する.HF16Kで実現できる回路の最大ゲート規模は約100万,HF24Kで実現できる回路の最大ゲート規模は約200万である.EDS Fair 2002では,ソリトンシステムズのブースでデモンストレーションを行った.
LogicBenchシリーズは,複数のFPGAを搭載したボードで,論理回路の検証やソフトウェアのデバッグなどに利用する.外形寸法は120mm×85mm.
本ボードは,米国Xilinx社のFPGA「Vertex-IIシリーズ」を搭載している(表1).搭載するFPGAは,論理回路構成用のものとFPGA間を接続するためのスイッチ用のものに分かれる.ユーザI/O数は,いずれも448である(そのうちの5本はクロックまたリセット専用ピン).このほか,回路の分割や配置配線の作業を支援するツール「LogicBench Compiler」も用意する.
■価格
500万円(HF24K)
250万円(HF16K)
■連絡先
日立製作所 半導体カスタマサービスセンタ
E-mail:csc@sic.hitachi.co.jp
(c)2002 CQ出版