東光,保護回路を内蔵した白色LED点灯用の昇圧型DC-DCコンバータを発売
 東光は,保護回路を内蔵した白色LED点灯用の昇圧型DC-DCコンバータ「TK11851L」を発売した.携帯電話やPDAなどのドライバIC向けに開発された.入力側にプルダウン抵抗を内蔵した.同社の従来製品である「TK11850L」を使用した場合と比べて,周辺部品の数を削減できる.

 本ドライバICは,白色LEDを直列接続することにより,輝度のばらつき特性を抑えている.定電流駆動により安定した輝度が得られる.効率は80%前後になる.

 入力電圧は2.3V〜10V,消費電力は,LEDがONのとき1.5mA,LEDがOFFのとき0.01μA.動作周波数は800kHz,デューティ・サイクルは最大68%.スイッチ電流は400mA.出力電圧は18.5V.

 本製品は8ピンのSOTパッケージに封止されている.同社は,同製品と組み合わせて使用するインダクタ製品も提供している.

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東光株式会社
TEL:049-250-2111

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