組み込みﾆｭｰｽ2001.11.15

SpeechWorks,日本語に対応したVoiceXML 2.0に対応する音声認識ｿﾌﾄなどを発売

　米国SpeechWorks International社は,VoiceXML(the voice extensible markup langage) 2.0に対応した音声認識ｿﾌﾄｳｪｱ｢OpenSpeech Recognizer｣の日本語対応版を発売する．本ｿﾌﾄｳｪｱの技術は,すでにPDAやｶｰ･ﾅﾋﾞｹﾞｰｼｮﾝ機器などに用いられているという．

　Voice XMLは,XMLを拡張した言語で,ｲﾝﾀｰﾈｯﾄなどに音声でｱｸｾｽするために開発された．音声処理を含むｼｽﾃﾑにおいて利用できる．

　今回の音声認識ｿﾌﾄｳｪｱは,VoiceXMLﾍﾞｰｽのｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ･ｿﾌﾄｳｪｱと組み合わせて利用できる日本語の辞書や文法などのﾓｼﾞｭｰﾙ｢OpenSpeech DialogModules｣や,VoiceXMLを用いたｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ･ｿﾌﾄｳｪｱの開発環境｢OpenSpeech Browser Platform Integration Kit｣なども合わせて発売する．開発環境には,APIやｻﾝﾌﾟﾙ･ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑなどが含まれる．また,ﾃｷｽﾄ･ﾃﾞｰﾀから音声ﾃﾞｰﾀを合成するｿﾌﾄｳｪｱの日本語版の発売も予定している．

　同社は,顧客の要求に合わせた形態にｶｽﾀﾏｲｽﾞして本ｿﾌﾄｳｪｱを提供していくという．

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ｽﾋﾟｰﾁﾜｰｸｽ･ｼﾞｬﾊﾟﾝ株式会社
TEL:03-5521-6011