松下電工,とぎれて写った欠陥でも一つの欠陥として認識できる画像処理装置を発売
 松下電工は,画像処理装置「イメージチェッカ AG50」を発売した.電子部品の傷,欠け,クラック,異物混入などの欠陥を検査する際に利用できる.欠陥部がとぎれて写った場合,複数の画像のとぎれた部分をつなぎ合わせて一つの欠陥として認識できる.また,部品の柄や線と欠陥部を区別して識別できる.

 製造工程における位置決め,寸法検査,エッジ検出,文字照合/認識検査,リード浮き検査などの用途でも使用できる.検査に用いるカメラとしては,標準カメラ,倍速ランダム・カメラ,メガピクセル・カメラの3種類を用意する.同じ種類のカメラを4台まで接続し,同時に画像を取り込むことができる.本装置は,733MIPSの処理能力を持つ64ビットRISC CPUを備えている.設定は,Windows 98/Me/2000をOSとするパソコンで行う.

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松下電工株式会社
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