Lineo,マルチCPU,DSP対応のリアルタイムOSを発売
米国Lineo社は,マルチCPUやDSPに対応するリアルタイムOS「RTXC Quadro」を発売した.命令長の異なるCPUやDSPが混在したシステムでも利用できる.一つの製品で利用する場合,5000個までのライセンス料金は2万ドル.
RTXC Quadroの12クラスのカーネル・オブジェクトと約300個のカーネル・サービスは,同社のリアルタイムOS(Embedix,uCLinux,SecureEdgeなど)で採用しているAPI仕様に準拠している.
ターゲットCPUとしてモトローラ社のPowerPC,開発環境として米国Metrowerks社のCodeWarrior IDE(integrated development environment)に対応している.その他のCPUやツールについては,現在開発中であるという.
(c)2001 CQ出版