USB Targetデモの実行方法
電源をOFFにした状態で拡張ボードのジャンパを設定し、USB TargetがFull Speed機器として認識されるようにします。具体的には、SV7の2と4を接続してD+信号をプルアップします。
データの書き込み方法を参考に、.bitまたは.mcsをMicroBoardに書き込みます。
MicroBoardのUSB UartとホストPCを接続します。
ホストPCでターミナルを起動し、MicroBoardのシリアルに接続します。(この例ではCOM7 Silicon Labs CP210x)
ターミナルは、ボー・レート9600、端末の受信改行コードをLFに設定します。
MicroBoardのSW5を押してシステムをリセットします。
システムが起動してターミナルにメッセージが表示されます。
MicroBoardは仮想コンソールのUSB Targetとして機能する状態になります。
拡張ボードのUSB TargetコネクタをホストPCに接続します。
Windowsのデバイスドライバのインストールを要求に対して、通常の手順で本データのドライバ(mb_usbtgt\driver\CQ-VCOM)をインストールしてください。インストールが正常終了すると、デバイスマネージャの「ポート(COMとLPT)」に「CQ VCOM
Serial Port」として表示されます。
USB機器のエニュメレーションが正常に行われた場合、MicroBoardのLED D9点灯します。
Windowsでターミナルソフトを起動します。この例ではTera Tarmを利用しています。
Windowsに認識されたシリアルポートを選択して接続を行います。
ターミナルでCTRL-Hを入力すると、以下のようなメッセージが表示されます。
キー入力はそのままエコーバックされてターミナルに表示されます。
以下は、ターミナルから入力した「Hello2015!」という文字がエコーバックされた様子です。
Ubuntu
12.04LTSでの手順です。
必要ありません。
xtermなどのターミナルを起動します。次にlsusbコマンドを入力してターゲット機器が正常に認識されているかを確認します。
dmesgでttyACM0に割り当てられたことを確認します。
screenコマンドで動作確認を行います。screenがインストールされていない場合は、apt-getなどでインストールを行ってください。
ターミナルでCTRL-Hを入力すると、”OpenCores USB IP Core CDC ACM Sample.”というメッセージが表示されます。
キー入力はそのままエコーバックされてターミナルに表示されます。
以下は、ターミナルから「Hello2015!」という文字を入力し、それがエコーバックされている様子です。
screenを終了するにはCTRL-A Kを入力します。