
Texas Instruments(TI)社は,産業用機器などに使える36V動作のOPアンプ「OPA211」および「OPA827」のサンプル出荷を開始した.両LSIとも,同社の「BiCom3HV」というSiGeプロセス技術を使って製造する.これは,バイポーラ・トランジスタ特性を36Vまで拡張したプロセスである.
「OPA211」は,バイポーラ入力のOPアンプで,信号源が低インピーダンスの場合に利用する.電源電圧範囲は4.5V〜36V.電圧ノイズは1.1nV/√Hzと低い.また,電源電流も従来品の約半分に相当する3.6mA(標準値).ゲイン帯域幅(GB)積は80MHzと広いので,データ収集システムのA-Dコンバータの駆動などに利用できるという.
「OPA827」は,JFET(接合型FET)入力のOPアンプで,信号源が高インピーダンスの場合に利用する.電源電圧範囲は8V〜36V.電圧ノイズは4.5nV/√Hz,全高調波歪みTHDは0.0004%と低い.また,電源電流は従来品の約2/3に相当する4.5mA(標準値).
両LSIとも,動作温度範囲は−40℃〜+125℃.パッケージは8ピンSOP(small out-line package)など.OPA211については,3mm×3mmのDFSと呼ぶパッケージも用意する.量産出荷はともに2007年第2四半期からの予定.
[写真1] OPA211の外観
[表1] OPA211とOPA827の主な特性
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型名
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OPA211
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OPA827
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チャネル数
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1
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1
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ゲイン
帯域幅積
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80MHz
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18MHz
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電源電圧範囲
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4.5V〜36V
(±2.25V〜±18V)
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8V〜36V
(±4V〜±18V)
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電圧ノイズ
(1kHz時)
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1.1nV/√Hz
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4.5nV/√Hz
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電源電流
(標準)
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3.6mA
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4.5mA
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動作温度範囲
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−40℃〜 +125℃
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−40℃〜 +125℃
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■価格 3.45ドル(OPA211,1,000個購入時の単価)
5.75ドル(OPA827,1,000個購入時の単価)
■連絡先 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
URL: http://www.tij.co.jp/
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