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今,フラッシュFPGAが求められている理由
――10年近い紆余曲折を経て,ようやく日の目を見た“大器晩成”技術 

宮崎 仁

ここでは,フラッシュ・メモリ技術を利用したFPGAのデバイス・アーキテクチャとその特徴について解説する.フラッシュFPGAのデバイス・アーキテクチャは,フラッシュ素子をセルや配線の記憶に使用する「直接型」と,SRAM FPGAにコンフィグレーション用のフラッシュ・メモリを集積した「間接型」の2種類に分類できる.本稿の後半では,FPGAやComplex PLDの歴史を紹介しながら,フラッシュFPGAへと至るデバイス・アーキテクチャの変遷について説明する.

(編集部)

 

 フラッシュ・メモリは大容量かつ不揮発性の記録メディアとして大人気のメモリ・デバイスです.フラッシュ・メモリを内蔵したSDカード,メモリースティックなどの小型メモリ・カードや,USBポートに直接挿入できるUSBメモリが急速に普及し,フロッピー・ディスクなど,可搬式の磁気記録メディアの置き換えが進んでいます.

 FPGAにおいても,フラッシュ・メモリを記憶素子に採用したフラッシュFPGA製品が数社から登場し,話題になっています.

 

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