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高速化が図られ用途も広がるシリアル・インターフェースの世界
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●USB 2.0普及の条件

 価格が適正である限りは,エンド・ユーザによる受け入れも急速に進むものと思われる.この騒ぎが収まった後,USB 2.0に予測されるUSB 1.1に対するOEMの割増料金は,わずか1ドル程度となるだろう.2002年までにはこの割増料金も完全に消えてなくなるものと思われる.

 ネットワークの分野では,USB 1.1からUSB 2.0への変更は歓迎されている.10MbpsのEthernetを使いたい場合,USBを介して実現可能なのは,現在は約8Mbpsである.これは,USB 2.0を直ちに導入して違いを実感できる一つの例だ.たとえ100MbpsのEthernet環境に対しても,USB 2.0バスは太刀打ち可能で,真のネットワーク速度でデータを転送できるだろう.

 Kawasaki LSI社は,物理層の機能を集積したUSB-Ethernetコントローラを開発した.このKL5KUSB102もまたシリアルEEPROM,レギュレータ,水晶発振器を付加している(図2).これは,現在および次世代のOSがサポートするリモート・ネットワーク機器インターフェース仕様(NDIS)を可能にするもので,16ビットRISC CPUを中心に構築されている.NDISは,LANやケーブル・モデム,セットトップ・ボックス,モバイル・ネットワーキングに関わる設計者にとってはとくに重要である.標準NDISを採用するということは,ドライバ一式をそろえるだけで,複数のバスの付いたネットワーク機器をサポートできることを意味する.



〔図2〕Ethernetチャンネルの,USBインターフェースへの接続
Kawasaki LSI社のKL5KUSB102コントローラを使って行う例.一体化部分には,16ビット・プロセッサ,SRAM,マスクROM,RAMバッファ,クロック発振器,シリアル・インターフェースとEthernetインターフェース,UARTが含まれる.


記事中に登場した企業

Lucent Microelectronics:http://www.lucent.com/micro/usb/
Innovative Semiconductors :http://www.lsi96.com/
LSI Logic :http://www.lsil.com/
Kawasaki LSI :http://www.klsi.com/
Microware Systems :http://www.microware.com/
HAVi Organization :http://www.havi.org/


Richard Nass Poratable Design誌編集長
(“USB and 1394 Lead the Pack”, Portable Design, Nov. 2000より)

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